フィリピンの洪水

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フィリピンは台風大国で、台風がひんぱんに通過する国です。シーズン中には日本列島も台風に多く見舞われますが、フィリピンには敵わないのではないでしょうか?その結果、大規模な洪水でたくさんの国民が影響を受けることがよくあるそうです。

 

今回は、フィリピンの災害の中でも「洪水」について書いてみたいと思います。

 

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フィリピンでおこる洪水の原因

先に書いたように、フィリピンの洪水の原因として一番に挙げられるのが台風です。また台風がなくても大雨だけで洪水の原因になるそうです。

 

 

災害に対する街づくりも地域によって違っていて、マニラやセブなどの大都市と地方の町や村とでは、洪水に対する備えに差が出るようです。もちろん都市だからといってすべての場所が安全とは言いがたいです。

 

それどころか住民の人口密度の高いエリアは、その昔、無計画に作られたままの場所が多いため危ないと考えている人たちもいます。現行の基準に基づいて計画された新しい地域の方が安全という考え方もあるわけです。

 

また大都市の外国人が沢山いるような地価が高いエリアは整備されていることが多く、より安全と言う人もいます。

 

洪水の被害と病気

フィリピンの台風による洪水は、おびただしい数の死者を出すことがあります。

 

民家やその他の建造物が流され、住民が取り残されたり、作物がだめになったり、家畜が流されたりすることもあります。電気と通信網を始めインフラの遮断なども起こります。臭いもキツかったり、衛生面でも危険な状態になるでしょう。

 

フィリピンでは、道などが水びたしになって水かさが増している時は、レインブーツを履くことが推奨されてることがあります。これは、レプトスピラ症(leptospirosis)など動物や媒介する病気などを防ぐためのようです。フィリピンでは特にネズミが警戒されている印象です。一定期間、注射などで薬を投与して治す方法があるようです。

レプトスピラ症について、くわしくはコチラからどうぞ(国立感染症研究所のウェブサイト)

 

 

悲しいことに警報がひんぱんに発動される地域では、住民が警報に慣れ過ぎてしまい、警報を無視するようになることもあるそうです。いざという時に、この風潮が被害を拡大させることもあるらしいです。

 

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フィリピンの台風シーズン

日本には、1年で4つの季節がありますが、熱帯モンスーン型気候のフィリピンには、大まかに雨季と乾季の2つがあります。(地域によって少し異なるそうですが。)

 

世界的な異常気候で、近年ではフィリピンでも雨季と乾季の境目がはっきり分からなくなってきているとも言われています。

 

台風シーズンは長く、6月~12月頃。台風シーズンやピークは地域によっても少し異なります。言うまでも無く、台風シーズンは洪水が発生しやすいシーズンと言えます。

 

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地域差があるフィリピンの台風

フィリピンには台風を受けやすい地域と、そうでもない地域があるようです。

 

 

台風が一番多いのが、メトロマニラを抱えるルソン島などのフィリピン北部。それからレイテ島やサマール島も沢山の台風が通過します。フィリピン中部にあたるセブ島周辺は少なめ。南部のミンダナオ島は台風がほとんどない地方とされてきたようです。

 

しかし、近年は気候変動により状況が変化しているかもしれません。

 

例えば、むかしから台風の直撃が少ない地域とされてきた、フィリピンの南に位置するミンダナオ島が大きな被害を受けたのです。2017年12月のクリスマスシーズン真っただ中にミンダナオ島を襲った台風は、6万人以上の避難者と200人以上の死者を出してしまいました。

 

これは世界的な異常気候が関係しているのかもしれませんし、無計画な森林伐採のせいで被害が必要以上に大きくなったのかもしれません。

 

それでもフィリピンの他の地域の住民にとってミンダナオは、今なお「台風のとても少ないラッキーな場所」というイメージのようです。

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