日本で学校の校則が問題になることがありますね。校則がひと昔前よりも厳しくなっている学校が沢山あるようなので驚いています。そこで今回は、フィリピンの学校の校則について書いてみたいと思います。
結論から言うと、日本とフィリピンの校則には共通点が少なくないです。でもだからこそ日本の校則の特異さが目立つ結果になったと個人的には思います。
今回はセブ周辺の人たちのお話を参考に書いています。
制服に関する校則
フィリピンの学校にも制服があります。カレッジにも制服があるそうなので、人によっては日本人よりも長く制服を着るということでしょう。
フィリピンにも「女子のスカート丈はひざ下」とか、「男子のタイトなズボンの着用は禁止」などのルールがあるそうです。(サイズはゆるめがいいらしい)
ただし校則に反して、短めのスカートやタイトなズボンをはいて登校する生徒も多くいるそうです。
髪の毛に関する校則
髪に関しては、男子は耳にかからないような短い髪と決められていたり、男女共に黒髪が求められると聞きました。ただフィリピンでは、地毛が黒色でない場合はそのままで良いそう。
個人的に、染めてまで黒髪にしなければいけない日本の校則には首をかしげたくなります。欧米なら人種差別と受け止められてもおかしくないような校則です。フィリピンの方が理にかなっている気がします。
化粧に関する校則
お化粧はカレッジ(大学など)から解禁になるようです。ただし薄めの化粧が推奨されています。
とある大学時代の先生は、生徒たちに「口紅は赤にしなさい」と言ったそうです。理由はなんと「ピンクの口紅は美人がするものだから」だそうです。この先生は年配の女性だったそうですが、さすがに生徒からひんしゅくを買っていたそうです。
もしかしたら、こうした先生に校則をつくらせると変な校則ができてしまうのかもしれないと思いました。
※同じ国でも地域や個人によって、文化、情報、意見などが異なることは多いです。この記事は私が出会った個人のお話や意見をもとに書いたものです。何卒ご了承下さい。