今回は、ハワイのフィリピン系住民のルーツに関しての動画を見つけたので、感想を交えて書いてみます。
ハワイ在住者の4人に1人は、何らかのかたちでフィリピン人と血のつながりがあるそう。けっこう多いですよね。しかもほとんどが、イロコス地方にルーツがあるということで、さらに興味深いです。
フィリピンからハワイへの移住の流れは、1906年に15人のフィリピン人が現在の南イロコス州のカンドン市(Candon)からハワイに渡ったところから始まったそう。砂糖栽培地の労働者として働くためでした。
砂糖栽培が終了した後も、現在まで移住者は脈々と続いていて、新たに帰化したハワイ住民の多くがフィリピン出身だそうです。
南イロコス州には、ユネスコ世界遺産のビガン歴史都市がありますね。イロコス地方では、ハワイのフィリピン系の人たちに向けた観光地づくりをする動きがあるようです。「自分のルーツをたどる旅」的な感じですね。
歴史や文化を学べる施設が充実することは、個人的にもうれしいニュースです。なぜなら、さらに訪れたくなる場所になるからです。
特産品のレチョンカワリに似たバグネット(bagnet)、ロンガニーサソーセージ、機織り、陶器などもプッシュしていく方針のようです。
バグネットは特に美味しそうなので是非いつか食べてみたいです。