フィリピンには、年上の人たちを敬う文化があります。初めはそうしたイメージがなかったので少し驚きでした。
フィリピンでは親や年上の兄妹、学校の先生などに従うことが通例のようです。
以前は日本もそうでしたが、今の実情はだいぶ変わりましたよね。
フィリピンではそうした立場の人たちに実質的な権力や威厳がまだまだあるようです。
個人的には、平等主義のほうが性に合いますが、「郷に入っては郷に従え」の言葉の通り、以下の方法で真摯にリスペクトを表したいと思います。
フィリピンには相手を敬うしぐさや言葉があります。
たとえば、おもに年長者(お年寄りのケースが多い)に敬意を表すため、相手の手を取り、その甲を自分のおでこにつけて挨拶する方法があります。
これは「マノポ」とよばれているらしいです。手は左右どちらでもOKと聞きました。
またタガログ語では、口語でセンテンスの最後に「ポ」(po)とつけ加えて言うと日本語の敬語のようなニュアンスになるようです。
フィリピンでは、英語も現地語におりまぜて日常的に使われているので、たとえば「Thank you, po.」と言うのもアリです。