【バリ島の賄賂と交通ルール】インドネシア

インドネシア

インドネシアのバリ島で、観光客向けのレンタルバイクが禁止になるらしいです。(情報は現時点)

ただ、バリ島では規則の施行がゆるいことやワイロの慣習があることから、レンタルバイク禁止がどれほど浸透するか不透明とも聞いています。

すでに交通が混雑しているところに、バイクの代わりとして車が増えることへの不安や、数多くあるレンタルバイク業者のビジネスが奪われることへの懸念もあります。

今回は、バリ島の(少なくともこれまでの)規則やワイロなどについて、現地在住者の話を参考に書いてみます。なお、ほかのインドネシアの地域については分かりません。

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規則が無視される

バリ島では住民から無視されている規則がけっこうあるらしく、実際に処罰が実行されるようになってようやく守られ始めたりするそう。

例えば、ルール違反にも関わらず、渋滞時にバイク等で歩道を走るのは至って普通のことなのだとか。警察も見て見ぬふりだそう。

無免許運転もよくあるらしく、レンタルバイクも免許証を見せないで借りることが可能らしいです。こうした状況は、今後レンタルバイクが禁止されると変わっていくかもしれません。

外国人は高額を要求されやすい

個人的に「東南アジアはワイロが盛ん」というイメージがあるのですが、実際インドネシアでもそのようです。

地元民でもワイロを要求されることがあるらしいですが、とくに不慣れな外国人が無免許運転で警察に捕まると、かなり高額を要求されたりするそう。

また、バイクの軽い事故などで外国人が加害者になった場合、被害者と警察が即でで協力して加害者をできるだけ怖がらせて、より沢山のお金を引き出そうとすることもあるとか無いとか…

もし観光客がこうした不条理な状況に立たされたら、ワイロを要求するような相手だからといって怒鳴ったり応戦しないで、敬意を忘れないことが大切だそうです。横柄な態度を取れば、さらに面倒なことになる可能性があるそうです。

ほかにも、公務員が公的な手続きをわざとすごく複雑にして仲介人が必要になるように仕向けているという噂もあるとか。役人と仲介人が結託するわけですね。こうなると地元民も迷惑そうです。

人間味はある

ただし、機械的な処理に徹する先進国と比べると「人間味が残っている」という見方もあります。つまり場合によっては融通がきくということです。日本にもそんな時代があったような気がしますね。

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