日本人にとって外国人の名前が面白く聞こえることはあると思います。それと同様にフィリピン人の人たちにとっても日本人の名前が少し面白く聞こえることもあるようです。
日本人の名前はどう聞こえる?
ところで、日本人のニックネームは自分の名前を短くしたものを使用する傾向がありますね。
でも日本人の名前の一部を取ってニックネームを作ると、違う名前なのにニックネームは同じという状況が発生します。例えば「マサ」や「ユキ」などです 。この状況は外国人からすると多少紛らわしいこともあるようです。似た名前といえば、韓国人の名前にも似た名前が多いそうです。
発音するのが難しい日本語の名前もあるようです。例えば「あおい」(Aoi)という名前があります。私たち日本人にとっては難しくない発音でもフィリピンの人たちには難しいらしいです。
また昨今の日本人の子供の名前は、フィリピン人にもとてもユニークに聞こえるようです。また、ユニークな名前は必ずしも覚えやすい名前ではありません。いわゆる「キラキラネーム」と呼ばれるものですね。
日本語にひらがな、カタカナ、漢字があることを知っている外国人は案外多いです。 ただし、例えば名前とひらがなの関係性や名前と漢字との関係性を説明する必要はあるかもしれません。同じ名前を表記する時に、ひらがな、カタカナ、漢字で表記することができ、さらにそれを状況によって使い分ける説明してもピンとこない外国人もたくさんいます。
日本語の名前は覚えやすい?
フィリピンの人たちにとっては韓国人の名前よりは日本人の名前の方が覚えやすいと聞きました。
でも韓国人、中国人、台湾人などのアジア人は英語名を使用することも多いので、そういう意味では日本人の名前が一番覚えにくいかもしれません。なぜ日本人で英語名を使用する人が少ないのかは、よく分かりません。
フィリピンの名前のトレンド
さて昨今のフィリピンでは昔ながらのスペインっぽい名前ではなく、英語の名前をつけるようになっているようです。 スペインの統治下に長らく影響だと思いますが、フィリピンではスペインの名前をつけることが普通でした。しかし現在ではスペインの名前はとても古臭く聞こえるそうです。 それで、最近では英語名をつけるのが一般的なようです。
もちろん例外もあります。例えば親が大の日本アニメ好きだった場合、子供が日本名をつけられることもあります。またイスラム教の人たちはイスラム教徒によくある名前の場合が多いようです。
ユニークな名前が人気
日本ではキラキラネームが一部の親の間で流行していましたが、フィリピンでもユニークな名前をつける傾向は見られるようです。日本のように親の名前の一部分を子供に与えるという文化もあります。