このページは、フィリピンで国民的人気の三海郁弥(さんかい ふみや)さんが出演した人気番組、ピノイ・ビッグブラザー8を、こまかく記録したページです。
ビッグブラザーとフィリピン版ビッグブラザーが、どんな番組かも説明しています。
わたしは、フミヤさんがフィリピン全土で大人気となるきっかけになったテレビ番組、ピノイビッグブラザーをリアルタイムで見ていた視聴者です。
その経験から、フミヤさんに関する記事をいくつか書かせてもらってます。
※このページは、ピノイビッグブラザー8のくわしい番組内容が知りたい方におすすめです!
フミヤさん自身についての情報は、こちらにまとめています↓
ピノイビッグブラザーのフミヤさんのハイライトシーンを動画で見たい方はこちら↓
まずは、ビッグブラザーのシステムと出演メンバー(バッチ2/2組目)について詳しく説明していきます。説明のいらない方はとばしてください。
そもそも、ビッグブラザーとは?
「ビッグブラザー」は、1999年にオランダで誕生したテレビ番組です。世界20か国以上でオリジナル版が放送されたそうです。
内容は、オーディションなどで選ばれた人たちが、番組が用意した居住スペースで共同生活を送る様子を視聴者が観察するというものです。
「ビッグブラザー」と呼ばれる、声だけで出演する男性がすべてを仕切ります。住人(出演者)は従うルールです。
住人は家の中に隔離されたような状態で、基本的には外出もできません。家中にカメラとマイクが設置され、常に監視されます。フミヤさんによると、トイレやシャワーも例外ではなく、死角がないそうです。
インターネットやテレビなど外の情報が分るものも、基本的には禁止です。期間は数か月に及ぶこともあり、住人には様々な課題が課せられます。
その間、視聴者は住人たちを観察します。
ビッグブラザーは、サバイバルゲームです。定期的に「退去日」が設けられ、住人の誰かが退去させられます。基本的には、住人どうしの投票や、視聴者の投票によって退去する住人が決まります。最後まで残ることができた住人が勝者です。
フミヤさんが出演したのは、この番組のフィリピン版【ピノイビッグブラザー】です。
フミヤさん出演の【ピノイ・ビッグブラザー8】とは?
ピノイ・ビッグブラザー8は、オーディションで選ばれたメンバーを4組に分けて、1組めから4組めまでを順番におこなうシステムでした。
ビッグブラザーハウスの住人(出演者)は、ハウスメイトと呼ばれます。10代のハウスメイトをそろえた組(ティーン)が2組、大人のハウスメイトをそろえた組(アダルト)が2組という構成。
「ティーン」→「アダルト」→「ティーン」→「アダルト」の順番でおこないました。フミヤさんは2組めに登場。
それぞれの組の勝者4名(合計16名)は、再度ビッグブラザーハウスに入り、最終的な勝者を決めました。ピノイビッグブラザー8では、「ビッグ8」の肩書で8名が表彰されました。
シーズンスタート時は、各組の撮影期間は、およそ8週間ずつとされていたみたいです。ところが、フミヤさんの組がやっている最中に、この組の期間が延長されることになりました。
おそらく、視聴者の人気が非常に高かったことが理由ではないかと言われています。この変更によって、あとの組の期間が多少みじかくなるなどの影響があったようです。
ピノイ・ビッグブラザー8(BATCH2)の出演メンバー
ここからは、フミヤさんを含む2組目(バッチ2)について紹介します。(番組では、「組」のことを「バッチ」とよびます。)
フィリピン版ビッグブラザーはもう何シーズンも続いていて、シーズンごとにテーマがあるらしいです。今回は「PINOY BIG BROTHER OTSO」ということで「OTSO」(数字の8)がテーマになっています。
フミヤさんが出演したバッチ2もスタート当初のメンバーは8人でした。以下に(私自身が忘れないためにも)フミヤさんが出演した2組目(2ndバッチ)の出演者をメモしておきます。(キャンプスターハントのみ出演した出演者については記載していません。)
※現地の方から聞いたお話をもとに書いています。もしかしたら誤りがあるかもしれません。
オリジナルメンバー
最初から出演しているハウスメイト(オリジナルメンバー)をリストにしました。ハウスメイトの紹介文は、初期の基本情報や性格を中心に書いています。※全てバッチ2スタート時の年齢です。
女性メンバー
ルー【Lou】(21歳)大学生。プロのモデルでスタイルが良く、爽やかでかわいい印象。フィリピンでは結婚するまで家族と同居するのが一般的だが、彼女は自立心が強いようで一人暮らしをしている。視聴者の人気が高いハウスメイトの一人。アンドレが自分の好きなタイプとして、ルーの名前を挙げていた。
アペイ【Apey】(22歳)基本的には陽気で面白いキャラクターの女性。ミンダナオ島のジェネラル・サントス(通称ジェンセン)の出身。祖父母に育てられたが、ある程度の年齢までその事実は伏せられ本当の両親だと思っていたそう。番組内で異母兄のマークと感動の対面を果たしたのもつかの間、運命共同体ルールによるストレスからなのか、兄との関係が悪化。(のちに運命共同体ルールは解除された。)
ミッチ【Mitch】(29歳)ルセナ出身。とてもきれいな女性という印象。トランスジェンダー。番組内で実生活のパートナーとの結婚式を挙げた。ミッチはもともと男性で、パートナーはもともと女性というカップルなので、2人の間には子供がいる。ピノイ・ビッグブラザーに出演することによって、LGBTの人たちを勇気づけたいと語っている。
アビー【Abi】(20歳)ミスコンテストの参加経験が豊富なきれいな女性。父親がレバノン人で母親はフィリピン人。レバノン育ち。父が亡くなった後、母親のレバノン滞在が許されず、アビー自身はフィリピンに行くことが許されないという状況におちいったため、親子はしばらく離れ離れになった。その後、親族の助けを借りなんとかフィリピンに帰国。実生活で彼氏がいる状態でアンドレに恋心をよせるため、視聴者から反感をかっている面も。(こういう部分にフィリピン人はわりと厳しい国民性かも。)女優志望らしい。
男性メンバー
フミヤ【Fumiya】(23歳)ヴロガー/ユーチューバーとしてもフィリピンで人気だが、ビッグブラザー出演でさらに大人気の有名人に。言葉の壁はあるが、番組が進むにつれタガログ語を使えるようになっていった。
ヤムヤム【Yamyam】(25歳)素朴で明るく楽しい性格が大人気。チョコレートヒルズやターシャで有名な自然豊かなボホール島出身。家が貧しくきょうだいも多いため、学校をやめて早くから働きに出て家計を支えてきた。大人になってから学校に戻り勉強を続けている努力家。フミヤとの友情や楽しいやり取りでも大きな注目を浴びている。ビサヤ語話者で、タガログ語も英語も得意ではなかったが番組中にだいぶレベルアップしたとの情報も。
アンドレ【Andre】(21歳)フィリピン女性好みのイケメン。フィリピン人の母とアメリカ人の父のもと、ハワイで育つ。妹が一人いる。日本で語学を勉強したので日本語ができる。タガログ語はあまり得意ではないらしく番組では主に英語を話しているが、フミヤとは日本語で話す姿がよく見られる。日本滞在中にスカウトされ、コマーシャルやテレビに出演した経歴があるらしく、俳優業に興味を持っている。独学でヘアーカットの技術を習得し、有償で知り合いの髪を切っていたこともある。(ハウスメイトの髪も切っていた。)
ワキム【Wakim】(19歳)親が弁護士という裕福な家庭で育った高学歴のインテリタイプ。一流の学校に通ったことが誇りらしくそのことを口にしたりするが、意外に可愛らしい一面もある。またADHDであることを公言している。とても個性的なキャラクター。
追加メンバー
ここからは、ハウスメイトの誰かが退去させられる度に(キャンプ・スターハントから)追加されたメンバーです。ほぼ追加投入された順番にリストアップしてみました。
マリー【Marie】(23歳)レイテ出身。学校の先生でミスコン経験者でもある。キャンプ・スターハント(補欠)のメンバーだが、ハウスメイトたちの一番最初のウィークリータスクが「マリーの肉親を探す」というものだったため、ビッグブラザーハウスに呼ばれた。女性ハウスメイトたちからは隠れて生活しなければならず、タスク後にはキャンプ・スターハントに戻された。(他のメンバーの追加投入の経緯と少し異なる。)ちなみに、彼女の育ての親は2人とも女性という比較的リベラルな環境で育ったらしい。肉親を探しているオーディション参加者は他にもいたので、マリーの番組出演は彼らを代表する意味合いもあったようだった。
マーク【Mark】(34歳)アペイの異母兄。2人は番組内で対面を果たしたが、どちらかが脱落したらもう片方も脱落する、というルールが適用された。つまり、アペイとは運命共同体。(のちに運命共同体ルールは解除された。)ミンダナオ島のコンポステラ・バレー出身で、妻と二人の子供がいる。現在は学校の先生をしているが、学生時代からボクシングで賞金を稼いで学費にあてるなど早くから経済的に自立し家計を支えてきた。
トリ【Tori】(24歳)明るくかわいらしい雰囲気の女性ハウスメイト。24才。育ちはシンガポールでタガログ語、英語などをはじめ日本語も理解できるなど、マルチリンガル。シンガポールからフィリピンに移住して3年ほどになるらしい。芸能界で成功したいと思っている。
メリーグレイス【Mary Grace】(28歳)ミンダナオ島のダバオ出身。28歳。実家が大衆食堂をやっているらしく、料理が得意な姉御肌。発言にあまり遠慮がなく、気どらない性格。学生の頃、父親が溺死してしまった過去があり、家族を支えるために香港で3年間お手伝いさんとして働いていた。今回はピノイ・ビッグブラザーに出演するという長年の夢がようやくかなった。
ジェイ・シー【JC】(25歳)両親共フィリピン人らしいがイタリアのローマで生まれ育った。フィリピン女性好みのイケメン。お母さんは家政婦、お父さんはカーテン製造に関わる仕事をしているが生活は楽ではないそう。ウエイター、イタリア語の先生、お父さんが勤務する会社でのバイトなどをかけ持ちしたり、コンテストに出場して家族を支えるもの静かな苦労人。
ハニー【HANIE】(19歳)イザベラ出身の19歳。フィリピン人の母とヨルダン人の父のもとに生まれ、クウェートで育った経歴がある。自身の話しによると、フィリピン人らしい容姿が原因で、いじめられたことがあるそう。ヨルダンの代表チームに選ばれるレベルのバスケットボール選手。
シャンテル【SHAWNTEL】(22歳)バギオ出身の女性。モデルやミスコンテスト経験者の美人だが、ピノイビッグブラザーではシンガー/ソングライターとしての印象が強い。父親が詐欺かなにかの被害にあった際に、ほぼ全財産を取られてしまったため家庭環境が変わってしまったらしい。現在も弟を金銭面で支える、良きお姉さんの顔を持つ。
テア【THEA】(22歳)ボホール島出身の22歳女性。母親が学校の校長という家庭で育ち、フレンドリーでかしこく、しっかり者。銀行で働いていたらしい。番組の司会の仕事に興味を持っている。一部ファンの間ではフィリピンの人気女優キャスリン・ベルナルドに似ていると話題になっていた。
カミル【CAMILLE】(23歳)パンパンガ出身の女性。若くして父親をがんで亡くし、ミスコンテストや香水のネット販売で経済的に家族を支えてきた。女優になる夢を持っているようだ。
キム【KIM】(23歳)ミンダナオ島・ダバオ出身。双子の兄弟のキンと一緒にキャンプ・スターハントの住人になったが、結果的にキムだけがビッグブラザーハウスに入ることになった。競争心が強く、強気な性格。映像制作の分野に興味がある。現在は母の商店の手伝いをしている。
用語の説明
- PBB:ピノイ・ビッグ・ブラザーの略
- ハウスメイト:ビッグブラザーハウスの住人(出演者)
- スタードリーマー:(番組内では)ハウスメイトに指名される機会をキャンプ・スターハントで待っているメンバー
- PBBハウス/ピノイ・ビッグブラザーハウス:ハウスメイトたちが共同生活をしている場所/撮影現場。
- キャンプ・スターハント/キャンプ:スタードリーマーたちが共同生活をしている場所。
- バッチ:PBBの1シーズンを複数組に分けて行う場合、「組」をバッチと呼ぶ。
- ビッグ4:1バッチのうち、最後まで残った4人のメンバーのこと。
- ハウスチャレンジャー:フミヤさんのバッチの終盤に、スタードリーマーと元ハウスメイトを合わせたメンバーが「ハウスチャレンジャー」と名前を変えて対戦相手となった。
- コンフェッション・ルーム:ハウスメイトや訪問者が、ビッグブラザーと話すときに使用される小部屋。
- バッチ・ウィナー:バッチの勝者。(1バッチのうち1名)
- ビッグ・ウィナー:シーズンの勝者。(全バッチのうち1名)
- フルエピソード:番組1回分の動画(約30分弱)
【ウィークリータスク】
ビッグブラザーハウスにいる間、ハウスメイトたちはひっきりなしにタスクに挑戦します。週別の課題(ウィークリータスク)に失敗すると食料などの予算が削られるという代償があるようです。
「おすすめシーン」は主にフミヤさんが出ている短めの動画、「関連するフルエピソード」は番組1回分の長めの動画を紹介しています。それぞれのタスクの結果はページ下部に記載しました。
マリーとお母さん
このタスクのためにキャンプ・スターハントからビッグブラザーハウスに呼ばれたマリー。彼女が持参した手がかりをもとに血縁上の母親を探すタスクが男性ハウスメイトたちだけに課せられた。女性ハウスメイトには秘密にしなければならない。
ハウスメイトたちは後にマリーの母親を探すために必要なトークン(メダル)を、プールを8往復することで獲得することになる。
おすすめシーン
ビッグブラザーの指示で、フミヤとヤムヤムはマリーに会って事情を聞いた。マリーは血のつながった両親を探している。お父さんは名前も分からず、お母さんに関しても名前、住んでいた町、家政婦として働いていたことなどの限られた昔の情報しかない。
女性ハウスメイトに気づかれないようにマリーに食事を届けるヤムヤムと、それをサポートするフミヤ。ただ、女性ハウスメイトたちは違和感を感じていた。フミヤはマリーのお母さんをブログで探すことを提案したが、ビッグブラザーハウス内で撮影しなければならない。そこで男性ハウスメイトたちは協力して、女性ハウスメイトたちをプールエリアに誘導した。苦労の末、なんとかマリーのお母さんの情報を伝える動画を撮影することに成功した。
関連するフルエピソード
コメディーショー
8つのコントで構成されたコメディーショーをつくって披露するタスク。このショーの動画をフェイスブックにアップし、リアクションボタンの「うけるね」を88000個もらえればタスク成功となる。
指導者として有名コメディアンのアレックス・カリエハ(Alex Calleja)が招かれた。
おすすめシーン
チャビーバニー(ぽっちゃりウサギ/chubby bunny)はパーティーゲームの一種。口にマシュマロを入れたまま「チャビーバニー」と言うゲーム。マシュマロを増やしていって、最後まで言えた人の勝ち。アペイは「口が大きい」という理由でヤムヤムが勝つと予想。結局、12個でヤムヤムが勝利したが、ワキムは悔しかったのかゲーム終了後も一人で続けた。メイキングの途中ではカメラが録画モードになっていないというミスもあった。
男性ハウスメイト4人が女装することに。フミヤはアペイ、アンドレはルー、ヤムヤムはアビー、ワキムはミッチがそれぞれメイクを担当した。ワキムはホラー映画に出てくる人形のアナベル、アンドレはコリーン・ガルシア、フミヤはブリットニー・スピアーズ、ヤムヤムはエルサ・ドロガに似ているという意見が出た。
コメディーショーのフミヤのハイライト。「ヴロガー・フミヤ」がフィリピン人からフィリピンの言葉を教わるという設定。
タスク成功後、自分たちのコメディーショーを楽しそうに観ているハウスメイトたち。それぞれの感想を要約してみるとー
ワキム「笑いで人を幸せにできることがうれしい。」
アンドレ「努力したかいがあったので、みんなハッピー。」
アビー「次のタスクはもっと結束したい。」
アペイ「面白かったし、自分も笑った。」
ミッチ「みんなが結束していた。」
ヤムヤム「貢献できて良かった。」
ルー「みんなに可能性を感じたが、手引きが必要。」
フミヤ「みんなとの友情が深まった。」
※訳は現地の人の助けを借りています。私自身タガログ語ができないので、もしかしたら間違いがあるかもしれません。何卒ご了承ください。
関連するフルエピソード
静かな家
寝る時とシャワーの時以外、ベルがついた「かぶりもの」(ヘッドギア)を被ったままで生活しなければならないタスク。ビッグブラザーからの合図を聴いたら一切音をたてたり話しをしてはいけないルール。合図がいつあるか分からないため、全く気がぬけない。誤って音を計5回出してしまうとタスク失敗となる。
おすすめシーン
新しいタスクの説明を受けるフミヤとミッチ(お化けバージョン)
ビッグブラザーから説明を受けた後、タスクで使用される音と共にお化けが現れた。怖がるフミヤとミッチ。
いつものようにストレージルームに行くと照明が消され、お化けが現れた。怖がる女性ハウスメイトたち。フミヤとミッチはビッグブラザーからタスクの説明をうけ、タスクで使用するかぶりものを受け取った。
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トランプのウェディングケーキ
8段のウェディングケーキの形をトランプでつくるタスク。出来たレイヤー(段)の数によって、ハウスメイトのミッチとパートナーの結婚式のプランのグレードが決まる。
3レイヤーでスタンダードプラン、6レイヤーでデラックスプラン、8レイヤーでプレミアムプランの豪華な結婚式を挙げることができる。
おすすめシーン
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トラッションショー
リサイクル可能な素材を使用して、4つのテーマに合わせた服をデザイン/製作し、ランウェイで発表するタスク。ハウスメイトたちは自分の服を披露するモデルとしても審査員に評価される。審査員の評価の88%を獲得するとタスク成功となる。
【テーマ】
- 出身地(PLACE OF ORIGIN)
- サマーウェア(SUMMER WEAR)
- フィリピンの民話(PHILIPPINE FOLKLORE)
- フォーマルウェア(FORMAL WEAR)
審査員は、デザイナーのマック・トゥマング(Mak Tumang)、2016年のミスインターナショナルで女優のカイリー・バーゾサ(Kylie Verzosa/バルゾサとも)、過去のPBBの優勝者でモデルで俳優のダニエル・マツナガ(Daniel Matsunaga)の3人。
おすすめシーン
ショーの準備をするハウスメイトたち。細いランウェイに対して大きすぎるワキムのコスチュームは、ビッグブラザーから「他のメンバーとすれちがう時に持ち上げてはいけない」と注意を受けてしまった。本番前にはメイクやコスチュームなどを手伝うために、スタードリーマーたちがキャンプ・スターハントから招集された。ハウスメイトたちはそれぞれ思いを込めたコスチュームを披露する。
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壊れたハートの修復
プールエリアに置かれたブロックを材料に、プールの真ん中に大きな赤いハートを組み立てるタスク。ブロックを支えるためにプールに入ることは禁止された。
ハウスメイトたちは細くて長い棒と、大きくて長いハエたたきのような道具を使ってこのタスクに挑んだ。出来上がったハートが88秒崩れなければ成功となる。作業中はキューピッドのコスチュームを着用した。
おすすめシーン
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ダンスとスパイクボールチェーン
ハウスメイトたちは、それぞれ信用/信頼できない2人のハウスメイトを選ぶよう指示された。一方のハウスメイトに2ポイント、もう一方に1ポイントを与える。
それぞれ選んだ理由を発表した後、全員の前で選んだハウスメイトにスパイクポールチェーンをかけにいくシーンは心が傷む。ポイントを多くもらった3人は、直後にそれぞれダンスバトルのリーダーになった。
ヤムヤム組(ヤムヤム、ミッチ、JC)はリリカルダンス、アンドレ組(アンドレ、マーク、メリーグレイス)はフェムダンス、ワキム組(ワキム、ルー、フミヤ)はヒップホップダンスをすることに。ポールを使用した「エアリアル」は全ての組が取り組まなければならない。
審査員は女優で、過去のPBBの元ハウスメイトでもあるロイサ・アンダリオ、ダンサーのAC・ボニファシオ、振付師でディレクターのジョアン・ライゴの3人。それぞれ8ポイントを満点として評価する。ポイントが少なかった2組のメンバーたちが退去候補になる。
おすすめシーン
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ボトルフリップ
1対1の戦いで勝利し、ビッグブラザーハウスに残った4人(アンドレ、マーク、メリーグレイス、ハニー)は、用意された4台のテーブルの上に88本のボトルをそれぞれ22本ずつ載せなければならない。テーブルから少し離れた位置から、手でボトルをフリップさせながら投げ、テーブルの上に直立させる。
当時、1対1の戦いに負けて「偽りの退去」をさせられたため小部屋に隠れていた4人(フミヤ、ヤムヤム、ルー、JC)は、上記の4人の後を引き継いでタスクを完成させる役割を担った。
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軍事タスク
ハウスメイトたちがスタードリーマーたちと対戦する「ピノイ・ビッグバトル」の第1弾として行われたのは、PBB名物(?)の軍事タスクだった。一連のバトルを総合してハウスメイトが勝てば、次の退去日は誰も退去しなくてすむ。
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チャイニーズ・ヨーヨーと人形劇
このタスクは「ピノイ・ビッグバトル」の第2弾として行われたため、再度スタードリーマー(ハウスチャレンジャー)との対戦になった。チャイニーズ・ヨーヨーと人形劇で勝負する。人形劇はハウスメイトたちの足を人形に見立てたユニークなものだった。
審査員は、歌手のジョナ(JONA/Jona Viray)、スタンドアップコメディアンで俳優のワッキー・キライ(Wacky Kiray)、3人の男の子のボーカルグループ「ティー・エヌ・ティー・ボーイズ」(TNT Boys)がつとめた。
おすすめシーン
関連するフルエピソード
尋問(じんもん)
終盤まで残ったハウスメイトたちが、ハウスチャレンジャーたちの厳しい質問に答えるタスク。質問は視聴者からの厳しいコメントを参考にしたもので、意地悪で答えにくい質問がほとんどだった。
ハウスメイトたちは最後まで正直に答えるか、どうしても答えられない場合は赤いボタンを押して降参することができる。ただし降参した場合、事前に提出した「一番大切な所持品」を燃やされて失うことになる。
おすすめシーン
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ウィークリータスクの結果
タスク成功=○ タスク失敗=×
マリーの物語【○】 コメディーショー【○】 静かな家【×】 トランプのウェディングケーキ【○:プレミアムプラン】 トラッションショー【○】 壊れたハートの修復【×】 ダンスとスパイクボールチェーン【○】 ボトルフリップ【×】 軍事タスク【×】 チャイニーズ・ヨーヨーと人形劇【○】 ハラパング・タパタン【○】
【チャレンジ】
ハウスメイトたちは、ウィークリータスク以外にもたくさんの「チャレンジ」に挑戦します。
1対1チャレンジ
ハウスメイト同士が1対1で戦い、勝者だけがビッグブラザーハウスに残ることができ、敗者は即退去になる究極のチャレンジ。自分の対戦相手は指名できるが、早い者勝ちなのであまり悩んでいる時間はない。
ただし、これはビッグブラザーが仕掛けた「偽りの退去劇」だったので、ここで負けたメンバーはいったん秘密の部屋に隠れていて、その後元に戻ることになる。
ボールリレー(ヤムヤム vs. マーク)
ひもで操れるようになっている透明の筒の中にボールを入れ、決められた場所に運ぶゲーム。ひもは足で操るルール。全てのボールをより早く移動させた方が勝ち。
給水塔(ハニー vs. JC)
目盛のついた筒状の容器を水で満たすゲーム。水を入れたコップをテーブルの上でスライドさせ、決められた線の上でぴったり止まれば、そのコップの水を筒に入れることができる。これを繰り返して、決められた分量の水を先に入れることができた方が勝ちとなる。
計量チャレンジ(ルー vs. メリーグレイス)
8種類の異なる素材を指定通りの重さにするチャレンジ。必要であれば手で壊したり、のこぎりを使ったりして正確な重さにする。より早く全て終わったほうが勝ち。
ブロックスタッキング(フミヤ vs. アンドレ)
ブロックでできた家を載せた不安定なテーブルを静かに引っ張りながら、もう一方の手でもうひとつ同様の家を組み立てるために使うブロックを集め、組み立てるゲーム。早く出来た方が勝ち。テーブル上の家はとても崩れやすくなっている。
ビッグジャンプ・チャレンジ
このチャレンジに勝利したメンバー1人がビッグ4入りを確定させる最初の1人となる。3ラウンド勝ち抜き戦。
1. ブロックパズル
ハウスメイトはペアになり、それぞれキャンプ・スターハントのペア(ハウスチャレンジャー)と戦う。数メートル離れた場所に位置するブロックでできた大きなパズルをボールを投げて壊し、再度組み立てるゲームで、より速く完成させたペアが勝利する。
勝てばペアのうち2人とも次のラウンドに進み、負ければ1人は次のラウンドに進めるが、もう1人は退去者候補になってしまう。(2人で話し合って決める。)結果的にフミヤ&ヤムヤムペアだけが負けてしまい、フミヤはヤムヤムにチャンスをゆずり退去者候補になることを選んだ。
2. ブロックタワー
足のみを使ってブロックでできたタワーを崩し、再度積み上げてタイムを競う。タワーの上にはそれぞれの家族の写真をのせる。上位3人が次のラウンドに進める。
3. 沈むボート
この最終ラウンドに進んだメンバー3人は、それぞれ穴のあいたボートに乗り、事前に準備した容器でボート内の水を汲み出しながら、出来るだけ長い時間沈まないようにしなければならない。最後まで沈まなかったメンバー1人がビッグ4に決定する。
まずは、すでに敗退しているハウスメイトたちが3人の中から自分がサポートしたいメンバーを選ぶ。対戦中にボートから水を汲み出すための容器の準備や、栄養補給などでサポートする。対戦中はボートの穴が増える、ボートの中の重りが増える、水を汲み出すのを一定時間休止する、などが起こる。
チャレンジャーゲーム
ハウスメイトは男女に分かれてハウスチャレンジャ―と対戦した。
ピンポンゲーム
ボールを8個並べるゲーム
ブロックを水平に保つゲーム
迷路とパズル
退去者発表シーン
退去者は同日に複数名出ることがあります。
退去日1
退去日2
退去日3
退去日4
退去日5
退去日6
退去日7
退去日8
退去日9
退去日10
※ビッグ4の発表も同時に行われた
全フルエピソード
毎日放送されたフルエピソードのリンクです。主にタガログ語の番組ですが、興味のある方は挑戦してみて下さい。
下記の日付は放送日ですので、動画の内容が実際に起こった日とは異なることがほとんどですが、生中継の部分などの例外もあります。
1月
1月8日 1月9日 1月10日 1月11日 1月12日 1月13日 1月14日 1月15日 1月16日 1月17日 1月18日 1月19日 1月20日 1月21日 1月22日 1月23日 1月24日 1月25日 1月26日 1月27日 1月28日 1月29日 1月30日 1月31日
2月
2月1日 2月2日 2月3日 2月4日 2月5日 2月6日 2月7日 2月8日 2月9日 2月10日 2月11日 2月12日 2月13日 2月14日 2月15日 2月16日 2月17日 2月18日 2月19日 2月20日 2月21日 2月22日 2月23日 2月24日 2月25日 2月26日 2月27日 2月28日
3月
3月1日 3月2日 3月3日 3月4日 3月5日 3月6日 3月7日 3月8日 3月9日 3月10日 3月11日 3月12日 3月13日 3月14日 3月15日 3月16日 3月17日 3月18日 3月19日 3月20日 3月21日 3月22日 3月23日 3月24日 3月25日 3月26日 3月27日 3月28日 3月29日 3月30日 3月31日
ダイジェスト動画
ピノイ・ビッグブラザーのシーズン8をダイジェストで試聴できます。フミヤさんが出演した2組目は「week 9」から「week 20」です。
PBB OTSO PRIMETIME: Rewind
PBB OTSO PRIMETIME: Rewind | Week 9
招集された16人のメンバーの中から、ハウスメイトとしてPBBハウスに入居できるのは8人だけだった。まず16人はキャンプAとキャンプB(8人ずつ)に分けられ、それぞれキャンプ・スターハントに入居した。与えられたタスクでキャンプBが勝利し、メンバーの中からフミヤ、ルー、ヤムヤム、アペイが最初のハウスメイトとして選ばれた。その後キャンプAからもワキム、ミッチ、アンドレ、アビーが選ばれ、オリジナルハウスメイト8人が出そろった。残りのメンバー(これ以降「スタードリーマー」と呼ばれる)はキャンプ・スターハントで生活しながらハウスメイトに昇進するチャンスを待つことになる。ハウスメイトたちにはビッグブラザーからシャンパンが贈られた。
早速キャンプスターハントから呼ばれたマリーの肉親を捜索するタスクが男性ハウスメイトたちのみに課せられた。タスク自体やマリーが滞在していることは女性ハウスメイトに知られてはならない。共同空間の中でマリーの食事やトイレの手はず、母親を捜索する動画撮影などをしながら彼女の存在を隠すことは困難を極めた。
PBB OTSO PRIMETIME: Rewind | Week 10
養父にマリーの実母が見つかったことが告げられた。2人は再会を果たし、ハウスメイトたちも感極まっていた。養母はマリーが受け入れてくれるのを待つことを伝え、マリーは養父に彼のもとを去らないことを約束した。
一方、ヤムヤムとアペイの関係はぎくしゃくし、またマリーもアペイに対して不満を持っているようだったが、その後仲直りした。マリーの母親を探すタスク自体は成功したが、途中で女性ハウスメイトに見つかってしまったためマリーはキャンプスターハントに戻ることになった。
ルーとアビーはビッグブラザーハウスとキャンプスターハントにいるメンバーのうち血のつながった者を探すよう指示され、結果的にアペイとマークが離れ離れになったきょうだいであることをつきとめた。その後アペイとマークは涙の対面を果たすことになる。
PBB OTSO PRIMETIME: Rewind | Week 11
PBB OTSO PRIMETIME: Rewind | Week 12
PBB OTSO PRIMETIME: Rewind | Week 13
PBB OTSO PRIMETIME: Rewind | Week 14
PBB OTSO PRIMETIME: Rewind | Week 15
PBB OTSO PRIMETIME: Rewind | Week 16
PBB OTSO PRIMETIME: Rewind | Week 17
PBB OTSO PRIMETIME: Rewind | Week 18
PBB OTSO PRIMETIME: Rewind | Week 19
ビッグ4の最初の1人になるチャンス、「ビッグジャンプチャレンジ」が始まった。3ラウンド勝ち抜き戦だが、1ラウンド目だけはペアで戦う。キャンプスターハントにいるハウスチャレンジャーが対戦相手となった。他のペアは勝利したが、フミヤとヤムヤムのペアだけは負けてしまい、その代償として1人だけ退去者候補になることに。フミヤはヤムヤムの家庭の状況を思いやり、チャンスを譲ることにした。他のハウスメイトたちもこの決断に涙した。
24歳の誕生日を迎えた日、モニターにフミヤの家族からのビデオレターが映し出された。同日、ヤムヤムを中心としたハウスメイトたちは、フミヤの家族のサプライズ訪問を実現するためのタスクを実行した。(ヤムヤムとアンドレだけは事前に家族と対面していた。)
家族の訪問に飛び上がって喜ぶフミヤ。ハウスメイトたちと家族は一緒になってフミヤの誕生日を祝った。有名なフィリピンの珍味「バロット」にも挑戦した。
2ラウンドで使用する家族の写真を見せながら、メンバーたちは自分の家族を紹介した。2ラウンドの内容は足だけを使ってブロックタワーを壊し、組み立てる速さを競うものだった。結果的にヤムヤム、ルー、アンドレが3ラウンド目(最終ラウンド)に進むことになった。
PBB OTSO PRIMETIME: Rewind | Week 20
元ハウスメイトとスタードリーマーたちから尋問を受けるタスクが行われた。ハウスメイトたちはそれぞれの持ち物の中から一番大事な物を提出した。尋問に正直に答えられなかったり降参したい時に押すルールになっているボタンを押してしまうと、提出物は燃やされてしまう。
シャンテルは母親からもらった指輪を提出した。まずはメンバーの中で一番弱く、タスクをする能力も低いのではないかとの疑問がぶつけられた。その後、質問はハニーとの関係に集中した。2人はキャンプ・スターハントで仲良くなり、一度はお互いに「I love you.」と言うまでの仲になったが、ハニーが彼女持ちだったためあきらめざるを得なかった。このことに関して厳しい質問が飛び交ったが、シャンテルは正直に答えてタスクに耐えた。
アンドレは子供の頃に母親からもらったネックレスを提出した。まずはルーの家族の名前を覚えているかや、アビーや他のハウスメイトを誤解させるような言動について聞かれた。アンドレへの尋問の焦点は主にアンドレとルーの関係性、またアンドレ、ルー、アビーの関係性についてだった。
ルーは父親から贈られたネックレスを提出した。大きな話題になったキスのことや、(事実かどうかは別として)常に安全策を取っていること、性格が表面的で悪口を言ったり裏切ったりすることについての厳しい質問が飛び交った。ルーにとって精神的にきついタスクとなった。
フミヤは父親と一緒に初めてデザインしたフーディー(フード付きのスウェット)を提出した。純日本人としてPBBに参戦した理由、ワキムに対して正直に接していたか、フミヤとヤムヤムのうちどちらが勝っているか、またどちらが優勝すべきか、ヤムヤムにチャンスをゆずったのはなぜか、などの質問がされた。「戻ってきてほしいハウスメイトを1人だけ選ぶとしたら?」という質問に「アペイ」と答えたフミヤ。この回答はアペイや他のハウスメイトたちの涙を誘った。
テアはとても大切に身に着けているイヤリングを提出した。テアへの質問は主にキム、ジェイ・シー、シャンテルとの関係についてで、彼らを利用した/見捨てたのではないか?というようなことが焦点になった。
ヤムヤムは大事な幸運のジャケットを提出した。まずタスクにおけるヤムヤムの能力が問われ、信頼のおけない性格なのではないかという疑問も出た。またフミヤと仲が良すぎることで、他のハウスメイトとの関係がおそろかになっていないかや、逆にフミヤを利用したのではないかとの質問も出た。ヤムヤムはフミヤが自分にとって最大のライバルであり、同時にスピリチュアル・ブラザーでもあると回答している。最終的にフミヤのために提出物を犠牲にできるかと聞かれボタンを押したため、ジャケットは燃やされた。
ビッグ4がすべて決定し(フミヤ、ヤムヤム、アンドレ、ルー)、卒業式が行われた。4人はそれぞれ他の3人にユニークな名前の賞を与え、スピーチもした。チャロ・サントス(Charo Santos=この記事を書いている時点でABS-CBNの最高経営責任者/プロデューサー/ナレーター)とベア・アロンゾ(女優/歌手/司会者)が式の立会人として招かれた。彼女たちが招待されたのはホラー映画「イリー/Eerie」の宣伝のためでもあった。
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キャンプ・スターハントとは?
ビッグブラザーを放送しているフィリピンのテレビ局ABS-CBNの様々な番組の出演者を募るために行われるオーディションがスターハントです。多くの国民にとって、スターハントで合格することは夢なのだそうです。
スターハントには受かったものの、ビッグブラザーのハウスメイトになるまでに至らなかった、「あと一歩」の人たちが待機しているのがキャンプ・スターハントと呼ばれる場所です。ビッグブラザーハウスを去ったハウスメイトの穴を埋める人員がキャンプ・スターハントのメンバーの中から選ばれます。
キャンプ・スターハント内でも、ビッグブラザーハウス同様の共同生活が行われていて、脱落者や追加メンバーが発生します。このちょっとややこしい二重構造のシステムは、毎シーズン採用されるシステムではないです。